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S&P500で選ぶべき投資信託・ETFはどれか?

投資に役立つ知識

EFFICさん!!!EFFICさん!!!大変です!!!

はい、TAKOくん何でしょうか。

EFFICさん、前回の記事でS&P500が最強って言ってたじゃないですか!!!
(あ、以下にリンク貼っておきます。)

はい、そうですね。

それで、実際に投資してみようと思って、満を持して調べてみたんですよ!!!
S&P500について・・・!!!

ふむふむ。

そしたら、見てください!!
証券会社で調べた結果がこれです!!

画像クリックで拡大できます!!
画像クリックで拡大できます!!

ほら!!!
分かりますか?!!

出てくるんですよ・・・何個も何個も!!
「S&P500」っていう単語が含まれている投資信託が!!
狂ったように何個も・・・ッ!!!

(今日はテンションが高いですね・・・)

前回の記事でも、「S&P500が含まれる投資信託は多数種類がある」とお伝えしてますが、詳細には伝えていなかったですね。

それで、一体、どの投資信託に投資したら良いのか分からなくなって・・・

なるほど、そうでしたか。

では今回は、S&P500が含まれる投資信託について、少し掘り下げて解説します。

よろしくお願いします!!!

S&P500を含む投資信託(ETF)のオススメ銘柄は?

とその前に、まずは【投資信託】と【ETF】の違いについて

投資信託って何?

投資信託とは・・・

投資信託は、多数の投資家から販売会社を通じて拠出された資金を、運用会社に属する資産運用の専門家が、株式や債券、金融派生商品などの金融資産、あるいは不動産などに投資するよう運用指図し、運用成果を投資家に還元する金融商品。運用による利益・損失は投資家に帰属する。投資信託は流動性のある一項有価証券である。

引用元(wikipedia):
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%95%E8%B3%87%E4%BF%A1%E8%A8%97

ふむふむ・・・ぜ、全然分かりません!!

端的に言うと、
①資産運用の専門家がいる運用会社(の運用商品)に、
②投資家たちが投資を行い、
③その資金を元手に、運用会社が利益を得られれば、
④利益が投資家たちに分配される、
という仕組みのことです。

なるほど、「投資会社に投資をする」ということなんですね。
なんとなく分かりました。

その通りです。
続いては「ETF」です。

ETFって何?

ETFとは・・・
Exchange Traded Fund の略で、訳すと「上場投資信託」となります。

あれ?
ETFにも「投資信託」という言葉が含まれていますね。

そうなんです。

どちらも投資信託なのですが、一般的に

株式市場に「上場している」=ETF
株式市場に「上場していない」=投資信託


としています。

ふむふむ、上場しているかしていないかの差で呼び方が違うんですね。

【ETF】と【投資信託】の違い
ETF・・・株式市場に「上場している」
投資信託・・・株式市場に「上場していない」

投資信託とETFを比較

次に、投資信託とETFを比較してみます。

種別ETF投資信託
上場・非上場上場非上場
取得価格リアルタイムで変動する市場価格1日1回算出される基準価額
取得場所証券会社ファンドごとに異なる販売会社で、
証券会社や銀行、郵便局など
注文方法指値/成行注文で取得基準価額をもとに購入価額を算出して購入
信託報酬一般的に、投資信託より安い一般的に、ETFより高め
購入費用証券会社により異なるファンドによって、また販売会社ごとに異なる
売却費用証券会社により異なるファンドによって、また販売会社ごとに異なる
積立NISAでの利用
iDeCoでの利用

※上記は一般的な例であり、実際と異なる場合があります。

基本的な違いは、上の表の通りです。
中でも特に注目すべき相違点「色文字の項目」について掘り下げます。

取得価格の違い

ETFの場合

先程説明しましたがETFは「上場投資信託」となります。

そのため、上場株式と同じように買付や売却の注文が可能となります。

つまり、日本の株式市場の取引時間に、リアルタイムで購入が可能となります。

リアルタイムに価格が変わって、その都度すぐに注文できるということですね。

はい、その通りです。

【ETFの取得価格】
・リアルタイムで価格が変動
・取引時間内であれば、即日、売買可能

投資信託の場合

これに対して投資信託は、注文を出した当日は売買金額(基準価額)が公表されず、注文した翌営業日に公表、買付や売却が行われます(投資信託によっては、翌営業日ではない投資信託もあります。)

投資信託では、基本的に1日遅れで売買することになるんですね。

 【投資信託の取得価格】
・1日遅れで価格が変動
・1日遅れで売買することになる

だとすると、調子が良さそうな相場のタイミングで投資信託を買い付けても「次の日に相場が変化して、予想と違う価格でしてしまった!!」なんてことになりそうなのですが。。。

確かに、遅れて売買することになるという点に少しデメリットを感じますね。

確かに、投資信託では注文が後手後手になるためデメリットとなる場合もあるでしょう。
ですが、これは「短期間」で買付・売却を行う場合に限りのデメリットです。

私が常にオススメしている積立投資(長期投資)であれば、この点はあまり問題になりません。なぜなら、長い目で見た時、1日の価格差はあまり気にしなくても良くなるためです。

なるほどそう言われると確かに。

つまり、積立投資する場合は買付価格が平均化されるので、デメリットにはなりにくいということですね。

【取得価格の違い】
ETF・・・市場価格がリアルタイム変動、即日購入できる。
投資信託・・・1日遅れで注文となるが、長期投資(積立投資)ではほぼ問題なし。

注文方法の違い

ETFの場合

ETFでは、通常の株式と同様に
「指値注文(さしねちゅうもん)」
「成行注文(なりゆきちゅうもん)」となります。

ところで、株用語って、特殊な読み方のものが多いですよね。。。

確かに。
覚えるのも一苦労です。

指値注文と成行注文の違いは以下の通りです。

【指値注文と成行注文の違い】
指値注文・・・価格を自分で指定して注文すること(価格は手動で決定)
成行注文・・・価格を指定せずに注文すること
(価格は自動で決定)

EFFICさん質問です。
例えば指値注文で購入する際、「現状の価格以下を指定」したらどうなるのでしょうか。

現状の価格以下の場合、指定した価格に到達する(下がる)まで約定(注文確定)されません。

それだと指定した価格にならなかった場合、購入できないのですね。

はい。また、指値注文は売却する際も同様です。売却価格を現在の売価よりも高く設定した場合、指定した価格に到達する(上がる)まで約定(注文確定)されません。

また、指値注文には期限があり、期限までにその価格にならなければ自動キャンセルとなります。できるだけ安く購入するには「指値注文」が望ましいですが、価格の予測はプロでも難しいため、「成行注文」がおすすめです。

 【ETFの注文方法】
・「指値注文」と「成行注文」がある
・初めて間もない場合「成行注文」がオススメ

投資信託の場合

対して、投資信託では「基準価額をもとに購入金額を算出して購入」とありますが、ここでは例を用いて説明します。

上記はTAKOくんが送ってくれた画像を切り抜いたものです。
(※画像が荒いですがご容赦ください!!)

一番上の銘柄、「eMAXISSlim米国株式(S&P500)(ファンド名)」を見ると、
基準価額が13,098円である事がわかります。

ここで「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」に、ぴったり13,098円の投資をすると
「基準価額 13,098円 ÷ 投資額 13,098円 = 1」となり、
これに10000を掛けて「1 × 10000=10,000口」の株券がもらえる仕組みです。

10000を掛けるのは、なぜなんでしょうか。

このあと説明しますが、投資信託は「基準価額に満たない場合でも購入できる」ように作られており、そのために10000を掛けてかさ増ししているものと思われます。

基準価額に満たない場合でも購入できるんですか?

はい。
試しに基準価額に満たない金額で計算してみます。


「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」に6,549円投資する場合、
「基準価額 13,098円 ÷ 投資額 6,549円 = 0.5」となり、
これに10000を掛けて「0.5 × 10000=5,000口」の株券がもらえます。

確かに、10000を掛けることで、基準価額以下でも購入できるようになっていますね。

ちなみに、基準価額以下とありますが、「最低100円」から投資が可能となります。

 【投資信託の注文方法】
・基準価額に満たなくても購入可能
・最低購入金額は100円

【注文方法の違い】
ETF・・・「指値注文」または「成行注文」が選べる。
投資信託・・・「成行注文」のみ。基準価額以下でも購入可能(最低購入金額は100円)

手数料(信託報酬)の違い

投資信託の場合

まずは、投資信託から見てみましょう。

引用:SBI証券
引用:楽天証券

基本的に、投資信託の売買で発生する手数料は、以下の3つがあります。

【投資信託の売買で発生する手数料】
・買付手数料
・信託報酬(保有期間中の手数料)
・売却手数料(解約手数料、信託財産留保額)

この3つの手数料の内、先程の一覧にある投資信託は、全て、「買付手数料」「売却手数料」が無料となります。

無料ですか!!

では残った「信託報酬」が唯一、発生する手数料となるわけですね。

ところで「信託報酬」って聞くと、なんか報酬が貰えそうな気がしますが、そうではないんですね。

そうですね。「信託報酬」は保有している期間に応じて発生する手数料(保有コスト)で、投資信託会社に報酬として支払う手数料のことを指します。

先程の表で、SBI証券では「信託報酬」の列、楽天証券では「管理費用」の列が信託報酬となり、比較すると高くて約0.2475%、低いと約0.0938%となっていることが分かります。

ちなみに手数料0.0938%であれば、1年間に100万円を運用したときに938円が年間の手数料として発生するということです。

そうすると、この中から選ぶ場合、単純に一番低い手数料の投資信託を選べば良いのでしょうか。

そうですね。このS&P500を含む投資信託の中で言えば、
SBI証券では、「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」
楽天証券では「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」
を選べば問題ないでしょう。

 【(S&P500)投資信託の手数料】
・買付手数料、売却手数料は(SBI証券・楽天証券ともに)
・信託報酬が安い投資信託を選んだほうがいい

ETFの場合

次に、ETFの手数料についてですが、その前に、ETFには「国内ETF」と「海外ETF」があります。

国内と海外。。。
なんだか、また複雑そうな気がします。

そこまで複雑ではありませんのでご安心ください。

S&P500を含む国内ETF

国内ETFは以下の3種類が主な銘柄です。

【国内ETF(S&P500)の種類】
・上場インデックスファンド米国株式
・SPDR S&P500 米国株 ETF
・iシェアーズ S&P500 米国株 ETF

国内ETFは、日本円で購入することが可能です。
ただ、国内ETFには一つ弱点があります。
それは、国内ETFは海外ETFに比べて取引量が少なく、流動性が低いという点です。

流動性が低い、とはどういうことでしょうか。

流動性が低いとは・・・
売りたい時に売れない、買いたい時に買えないリスクがあるということ。

え!?そうなんですか。
それだと困りますね。

はい。
なので国内ETFでは、急激に価格が上昇した際には購入ができなかったり、逆に急激に下降した際には売却できない、といったことが起きる「かもしれない」ということです。

「かもしれない」ですか。

「かもしれない」というのは、何か世界規模の変化(S&P500はアメリカ経済指数のため、アメリカ経済に影響する変化)があった際に、その変化の度合いによって流動性が変わるため、一概に言えないのが理由です。

アメリカにとって重要な経済変化が起きた際に、
場合によっては売買できなくなる時が発生するということですか。

はい。
ただ、そういった経済変化は極めて稀で、長期投資することを考えれば、あまり気にしなくても良い点であると筆者は考えます。
(※投資を継続することで「投資金額が増加」したり「年をとって投資期間が短くなってきた場合」は重要になるので注意!!)

次に、手数料について。
先程の紹介した3つの銘柄の手数料(信託報酬)は以下の通りです。

【国内ETF(S&P500)の信託報酬】
上場インデックスファンド米国株式(S&P500)・・・0.15%
SPDR S&P500 米国株 ETF・・・0.0945%
iシェアーズ S&P500 米国株 ETF・・・0.15%

投資信託の最低手数料(信託報酬)が、0.0938%だったので、種類によっては高めですね。

あ、あと「買付手数料」はいずれも無料になっています。
(※2020/12現在、SBI証券・楽天証券ともに無料。買付手数料が無料ではない証券会社もある。)

【国内ETF(S&P500)の特徴】
・買付手数料は無料(SBI証券・楽天証券ともに)
・信託報酬は、種類によっては投資信託よりも国内ETFの方が安い

S&P500を含む海外ETF

海外ETFは以下の3種類が主な銘柄です。
併せて、手数料(信託報酬)も記載します。

【海外ETFの種類・信託報酬】
Vanguard S&P500 ETF(VOO)・・・0.03%
iShares Core S&P500 ETF(IVV)・・・0.04%
SPDR S&P500(SPY)・・・0.0945%

手数料がとても安いですね!!
「Vanguard S&P500 ETF(VOO)」であれば、0.03%ですか。

そうですね。
ちなみに手数料0.03%であれば、1年間に100万円を運用したときに300円が年間の手数料として発生するということです。


また、海外ETFは、円貨(日本円)でも外貨(ドル)でも購入することが可能です。

購入時に、ドルを用意しなくても良いのは、ありがたいですね。

そうですね。尚、ここで注意する点が1つ。
海外ETFは外貨で保有している事となるため、「為替リスク」が発生します。
これは、日本円で購入した時も同様です。

為替リスクですか・・・
どんどん新たな単語が出てきて、頭がパンクしそうです。。。

もう少しなので、頑張ってください。
簡単に言うと、為替(この場合だと円とドル)の価格が日々変動していて、売買するタイミングによって、損益が発生するということです。

ドルと円の為替の関係は、他の国の通貨と比較して安定(金額の差が少ない)ので今回は説明を割愛しますが、投資額が大きくなると少しの差も大きな差になってくるので興味のある方は調べてみてください。

【海外ETF(S&P500)の特徴】
・日本円、またはドルで購入可能(売却時はドルとなる)
・手数料は、国内ETFよりも海外ETFの方が安い
・為替リスクが発生する(リスクと言っても、良い方向に働くこともある)

手数料を一覧で比較

手数料については以上です。
分かりやすいよう投資信託・国内ETF・海外ETFを「信託報酬の安い順に並べてみます。
尚、手数料の高い銘柄は省略しています。

順位種類銘柄名信託報酬
1海外ETFVanguard S&P500 ETF(VOO)0.03%
2海外ETFiShares Core S&P500 ETF(IVV)0.04%
3投資信託eMAXISSlim米国株式0.0938%
4投資信託SBI・バンガード・S&P5000.0938%
5国内ETFSPDR S&P500 米国株 ETF0.0945%
6海外ETFSPDR S&P500(SPY)0.0945%
7国内ETF上場インデックスファンド米国株式(S&P500)0.15%
8国内ETFiシェアーズ S&P500 米国株 ETF0.15%

これを見ると、海外ETFの「Vanguard S&P500 ETF(VOO)」が一番安い信託報酬なんですね。2位も「海外ETF」で3位、4位が「投資信託」ですね。5位以降にやっと「国内ETF」がランクインしてますね。

ただこの表を見ると、信託報酬の差は小数点以下ですし、あまり気にしなくても良いような気がするのですが。

確かに、小数点以下の差です。
しかしながら、これから長期間投資していくことや今後投資金額が増えていくことを考えると少しの差が大きくなっていくことも事実です。

以前投稿した「積立NISAで選ぶべき銘柄とは??」で紹介した「アクティブ運用のデメリット その2「手数料が高い」の項目で、信託報酬のわずか数%の違いから思わぬ格差が発生してしまうことを解説しています。
もしよろしければ、ご覧ください。

そういえば以前の記事で説明がありましたね。
すっかり忘れていました。

できるだけ安い手数料を選ぶことも重要であると言えますね。

【手数料(信託報酬)の違い】
基本的に、「 海外ETF < 国内ETF < 投資信託 」の順で信託報酬が安い

つみたてNISA・iDeCoの利用可否

残念ながら「ETF」では、つみたてNISA・iDeCoに登録されている銘柄がないため、
利用することができません。


対して「投資信託」であれば、つみたてNISA・iDeCoに登録されている銘柄があるため、
利用することができます。

この点は、つみたてNISA・iDeCoが利用できる投資信託に分がありますね。

尚、つみたてNISAやiDeCoが分からない、という方は、違いや概要についてまとめた記事がありますので、よろしければご参照ください。

まとめ(時間のない方はコチラ!!)

以上の内容から、以下のようにまとめることができます。

投資信託はこんな人におすすめ!!

・投資経験があまりない方(これから始める方)
・少額から始めてみたい方
・つみたてNISAやiDeCoの制度を活用したい方
・長期投資をしたい方

→投資信託を選ぶなら一番手数料が安い「eMAXIS Slim 米国株式」

これらは全ての投資信託に言えるわけでは有りません。
今回紹介しているS&P500を含んだ投資信託に対してのものとなります。

初めて運用する人や投資経験のない方にとって、節税メリットの強い「つみたてNISA」や「iDeCo」の制度を併せて使える点は、投資する側として安心できる材料ですね。

それに、投資信託は少額から参加できる点も評価できますね。
最低金額100円であれば、金額が小さく始めやすいので、ありがたいです。

ETFはこんな人におすすめ!!

・投資に少し慣れてきた方(ドル円の為替リスクを理解されている方)
・リアルタイムで購入したい方(指値注文・成行注文の違いがわかる方)
・より低コストで投資をしたい方
・長期投資をしたい方

→ETFを選ぶなら、一番手数料が安い「Vanguard S&P500 ETF(VOO)」

こちらは、やはり手数料が安く収まるという点が、最大のメリットと言えますね。

手数料の差が1%あるのとないのでは全然違うと、さっき記事を読み直して再認識したので痛いほど分かります。。。

ただこちらは、円をドルにして購入する際に保有時に発生する「為替リスク」や金額を指定して注文できる「指値注文」があったりと、少し知識のある方にオススメできそうですね。

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回の記事では、投資信託とETFの特徴と違いについて解説しました。

今回の記事が、皆様のお役に立てれば幸いです。

ここまで、ご一読頂きありがとうございました。

内容でわかりにくいところ、気になるところがございましたら、
お気軽にコメントやメッセージ頂ければ幸いです。

それでは。

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