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【平均年利 55%超え!?】SPXLを「上回るリターン」が見込めるETF「TECL」を解説します!!

この記事は約20分で読めます。

前置き

早速ですが、皆さんは「S&P500」についてご存知でしょうか。

S&P500とは簡単に言うと、「アメリカの上場企業のうち、上位500社の株価の値動きを平均化した値動きとなる指数」のことを指します。

「S&P500」を知らない方は、是非、下記の記事をご覧下さい!!

「超・絶・丁・寧」にS&P500を解説しています!!

「丁寧」と言うよりも、「ゴリ押し」でしたよ・・・?

まあまあ、TAKOくん。自分の本当にオススメなものを人にオススメするときには、ゴリ押しになりますよ。

そういうものでしょうか・・・

そういうものなんです。そして、今回紹介する「TECL」は、S&P500の3倍の値動きをする「SPXL」よりも、さらに上回るリターンが期待できる「化け物ETF」となります!!!

ば、化け物ですか!?

「SPXL」を「サクッと」上回るので「化け物」といってもいいでしょう。
ちなみに、「SPXL」を知らない方は、下記の記事をご覧下さい!!

では早速、「TECL」がどれだけ化け物なのか解説していきます!!

TECLの化け物ポイント!!

「過去10年間」で「+8,000%超え」のリターン!!??

引用: Yahoo!finance

上記の画像は、「S&P500(青色ライン)」「SPXL(緑色ライン)」「TECL(紫色ライン)」の過去約10年間のチャートを比較した画像となります。

画像はクリックで拡大できます!!

ものすごい差が開いていますね。。。

このチャートから、10年間で
「S&P500」が+284.47%
「SPXL」が+2,397.75%
となっているのに対して、
「TECL」はなんと、+8,037.55%
となっていることが分かります。

+8,037.55%ですか!?値が大きすぎてよく分からないのですが。。。

そうですね。これは、10年前に「TECL」に100万円投資していた場合、10年後には、約8,100万円になっていたことになります。

10年間で、100万円が、約8,100万円に・・・まさに「化け物」ですね。。。

たった10年で、新築の家が2軒買えちゃいます!!(立地によりますが!!)

こ、これは投資初心者にも勧めれるETFなんでしょうか。リターンがありすぎて怖いのですが。。。

・・・

・・・え、えっとEFFICさん?

まぁまぁ、落ち着いてください。

・・・別に、取り乱してはいませんが。

まだ、説明も序盤の序盤です。これから、きちんと掘り下げていきますので、ご安心を。

(「安心」ってワードを使う人ほど、安心できないような。。。)

「年利」に換算すると「約+55%」に!?

引用: Yahoo!finance

上記チャートは、先程と同じものです。

先程のチャートで説明した通り、過去10年間で見ると+8,037.55%という規格外のリターンを得ることができています。

それではこれを、「年利」に換算してみます。

が、複利計算が絡んでとてもややこしいので、私EFFIC御用達のCasioさんの高度計算サイトを使わさせて頂きます。

CASIOさん、ありがとうございます!!

引用: Casio高度計算サイト

計算の結果、「表面年利 約+44%」「実質金利 約+55%」となりました。

「表面年利」「実質年利」で値が異なりますが、この場合、どちらになるのでしょうか?

「実質年利」で逆算してみたところ、10年後の約8,100万円に近づいたので、今回の場合、「実質年利」で見るべきでしょう。よって、TECLの過去10年間の平均年利は、約55%ということになります。

ちなみに、「SPXL」の場合の「年利」はこちら↓

引用: Casio高度計算サイト

計算の結果、SPXLの過去10年間の平均年利は、約 +37%となりました。

TECLのリターンは
★直近の「過去10年間」で「+8,037%」のリターンが得られている「化け物ETF」
⇛この期間、「SPXL」は「+2,397.75%」
「年利」に換算すると「約 +55%」となる
⇛この期間、「SPXL」は「約 +37%」

「たった1円」の「毎月積立」で「1億円達成」!?

確か「SPXL」の時にも同じ検証しましたよね?

そうですね。(その時の記事の「目次」への、直リンクを貼っておきます

となると信じ難いですが、やはりタイトルに嘘偽りはないことになりますね。

もちろん、嘘偽りはありません。

(怪しい・・・)

全然、怪しくありません!!

ッ!? 心の声が読まれている・・・!?)

積立額の試算は、下記CASIOさんの計算サイトで簡単に行なえますので、検証します。

では早速、実際に試算した際の画像を掲載します。上の画像から順番に、積立期間を10年間」「20年間」「30年間」「35年間」とした場合の計算結果となっています。

条件:積立期間「10年間」

引用: Casio高度計算サイト

条件:積立期間「20年間」

引用: Casio高度計算サイト

条件:積立期間「30年間」

引用: Casio高度計算サイト

条件:積立期間「35年間」

引用: Casio高度計算サイト

以上の検証をまとめると以下の通りとなります。

【検証】
目標額「1億円を「指定した期間」で達成するには、「毎月いくら積み立てする必要があるか」

【条件】
①「TECL」の平均年利を55%、②年複利、③満期一括課税額(20.315%)とする。

【結果】
①積立期間「10年間」の場合 ⇨ 毎月 55,311円 の積立で達成
②積立期間「20年間」の場合 ⇨ 毎月 692円 の積立で達成
③積立期間「30年間」の場合 ⇨ 毎月 9円 の積立で達成
④積立期間「35年間」の場合 ⇨毎月 1円 の積立で達成

た、確かに。タイトルにあった通り、積立期間「35年間」の場合であれば、毎月の積立「1円」で1億円が達成できるんですね。にわかには信じがたいですが、本当のようです。

ちなみに、こちらのページでは、毎月の積立額「1円」が最低金額のため、積立期間「36年」以降は、毎月の積立額が「1円」と表示されます。

積立期間「20年間」でも、毎月の積立額「692円」で1億円が達成できるので、夢がありますね。

※重要※
この結果は、あくまで「年利55%」が「指定期間(積立期間35年なら35年間)、連続して続いた場合」の計算です。「TECL」でこれを達成する確率はゼロとは言いませんが、「世の中何が起こるか分からない」ので、過度な期待は禁物です。

EFFICさん、「TECL」の恐ろしさ(褒め言葉)は理解できたんですけど、他にも色々教えてもらいたいです。

そうですね。「SPXL」を上回るリターンがある以上、逆に「リスク」もあると思いますし。

そうですね。ここからは、「TECL」の概要を解説します。

TECLとは?

基本情報

銘柄名TECL(正式名称:Direxion デイリーテクノロジー株ブル3倍ETF)
運用会社Direxion社
基準価格74.71米ドル(2021/12/20時点)
純資産額33.50億米ドル(2021/11/30時点)
直近分配金0.1945米ドル(2020/03/24実績)
経費率0.95%
上場する証券所ニューヨーク証券取引所(NYSE)
取り扱う証券会社SBI証券楽天証券IG証券など

「TECL」を運用している会社は、「Direxion(ディレクション)です。

「Direxion社」といえば、「SPXL」もそうですよね?

はい。「SPXL」は「Direxion社」の運用商品です。主に、「SPXL」「TECL」などの、「レバレッジ3倍型ETF」で有名なETF運用会社です。

TECLの構成銘柄

構成割合順位ティッカーコード銘柄名構成割合
1AAPLアップル13.49%
2MSFTマイクロソフト13.47%
3NVDAエヌビディア4.32%
4Vビザ1.82%
5ADBEアドビ・システムズ1.69%
6MAマスターカード1.57%
7CRMセールスフォース・ドットコム1.49%
8CSCOシスコ・システムズ1.24%
9AVGOブロードコム1.22%
10ACNアクセンチュア1.22%
11PYPLペイパル・ホールディンディングス1.18%
12QCOMクアルコム1.08%
13INTCインテル1.07%
14AMDアドバンスド・マイクロ・デバイシス1.02%
15INTUイントゥイット0.99%
16TXNテキサス・インスツルメンツ0.95%
17ORCLオラクル0.82%
18AMATアプライド・マテリアルズ0.72%
19NOWサービスナウ0.68%
20IBMIBM0.55%

※構成銘柄はアメリカ市場の銘柄のみ表示

構成銘柄を見ると、「Apple」と「Microsoft」の合計が約27%と全体の4分の1を占める構成となっています。(※この数値は一定ではなく、常に変動しています。「本記事の投稿時点ではこの割合」ということに注意してください。)

全体の4分の1が「Apple」と「Microsoft」ということは、この2つの銘柄の値動きが、TECL全体の値動きに大きい影響を与えるということですね。

そうなります。また、「TECL」の構成銘柄はDirexion社が提供する「XLK(テクノロジー・セレクト・セクター)」を参照しており、20位以下の銘柄は主に、ソフトウェア、コンピュータ・周辺機器、半導体などの業種に分類される銘柄で構成されています。(構成比率が「XLK」と全く同じというわけではありません)

TECLのデメリット

世界全体(または、アメリカ)がヤバい時の下落幅が異常

まずは、先程のグラフを御覧ください。

引用: Yahoo!finance

グラフは、「S&P500(青)」「SPXL(緑)」「TECL(紫)」となります。

以前、SPXLの解説記事でもお伝えしましたが、2020年の年初にとてつもない下落が見られます。

過去10年間のチャートでは、どれくらい下落しているか分かりづらいので該当する期間を縮小します。

引用: Yahoo!finance

期間を縮小することで分かりましたが、約70%の下落となっています。

あれ?グラフを見ると、「SPXL」のほうが、「TECL」よりも下落していませんか??

確かにそうですね。

この頃といえば「コロナウィルス」の感染が世界で拡大し始めた頃ですが、この期間においては、「TECL」よりも「SPXL」の方が、下落率は高かったといえます。

ただし、指定した期間が前後すると下落率も若干上下しますので、「TECL」「SPXL」ともに同じくらいの下落率となっていると思ってもらえれば大丈夫です。

そもそも、-70%の時点で「大丈夫」ではないんですが・・・

確かに・・・

対応策!!

このデメリットの対応策については、「SPXL」と同様の内容となりますが、以下の通りです。

TECLの「暴落」への「対応策」
★TECLへの暴落が起きたとしても、自身の生活に影響のない範囲でTECLに投資する

★ポートフォリオ(投資額と貯蓄額)を定期的に見直す(※通常の投資でも同様に、自身の生活を圧迫するような投資は「✕」です)
★これまでの過去の暴落でもTECLは回復してきた

※重要※
「世界恐慌レベル(ITバブル崩壊、リーマンショックなど)の下落」の場合、回復までに、「数十年」を必要とする可能性があります。そのため、投資期間に上限がある人(例えば、年齢が50代、60代の場合など)は、下落分を取り戻せなくなる可能性もあるので、投資前に考慮する必要があります。

ちなみに、下落率 70%とはどのくらいか

そもそも、下落率 70%とは、いったいどれくらいなんでしょうか。

こちらについては、以前の記事で検証していますので、気になる方は下記の記事を御覧ください。

騰落率(値動き)の大きいTECLは、レンジ(ボックス)相場に弱い!?

こちらも、以前「SPXL」の記事で解説した内容と殆ど同じ内容となります。

レンジ(ボックス)相場 とは
「価格が上がったり下がったりを繰り返す相場」のこと

通常、価格が上下を繰り返して±0の価格に落ち着いた場合、元の価格に戻りそうな感じがしますが「複利で運用している場合はこの限りではなく、元値よりも減少(下落)してしまいます。

「なぜ、減少してしまうのか」という説明は複雑なので割愛します。。。

これは、「複利」の性質によるもので、防ぐことはできません。

そして、この減少(下落)は「運用商品のリスク(値動き)が大きければ大きいほど、増幅される」という特性を持ちます。

つまり、「TECL」は「XLK(情報技術セクター)の 3倍 の値動きをする指数」なので、レンジ(ボックス)相場に於いて、「減少(下落)幅が3倍増幅されてしまう」ということになります。

よく、誤解されがちな情報として、「SPXL」や「TECL」などの「レバレッジ型ETF”のみ”が「レンジ(ボックス)相場になると徐々に価格が減少(下落)してしまう」との説明が散見されますが、実際は、「複利で運用している商品全てに発生」しています。

このデメリットは「TECLだけに影響する」のではなく、「TECLなどの値動きが激しい銘柄に大きく影響する」が正しい解釈です。

このデメリットの対応策は以下の通りです。

対応策!!

「レンジ相場での減少(下落)」で「理解しておくこと」
★複利運用であればすべてにおいて発生する現象である(TECLに限らない)
★騰落率(値動き)が大きければ大きいほど、「レンジ相場の減少(下落)率は増幅する」

「対応策」
★TECLへの投資を「積立投資」することで、「価格を分散・平均化」する
★「短期的」ではなく「中・長期的目線で投資」する

上場廃止・早期償還される”可能性が高い”!?

こちらは、「ETF「投資信託」全てに当てはまるリスクですが、TECLも同様に上場廃止・早期償還される可能性があります。

上場廃止とは
ETFや投資信託を提供している企業(TECLならDirexion社)が、
何らかの理由により上場廃止を行うこと
⇛上場廃止となった場合、「早期償還(繰上償還)」となります。

早期償還(繰上償還) とは
投資金額の全額、または、一部が「現金(法定通貨)で返還」されること

通常、ETFや投資信託は、それらを提供している企業(TECLならDirexion社)の一存で上場廃止・早期償還を宣言することが可能となっています。

上場廃止となる条件は、提供している企業によって異なりますが、よくあるのが、「純資産額が極端に減少」した場合です。

「純資産額が極端に減少」すると、ETF・投資信託を提供している企業が「純資産額が減ってあまり儲からない(手数料が入ってこない)、ETFを維持するコスト的に難しい!」などの理由で上場廃止となりやすいです。

そして、一旦、上場廃止が決定されると、その後、「早期償還(繰上償還)」となりますが、「早期償還時の時価(株価が下落した時の価格)で自動的に返還」されてしまうため、マイナス収支となってまう可能性が高くなります。

マイナスの段階で、勝手に現金化されるのは怖いですね。

そして、「TECL」は「XLK」の「レバレッジ3倍型ETF」であるため、「XLK」が下落すると、その3倍下落します。よって、「上場廃止・早期償還」が起きる”可能性が高い”ということになります。

尚、「XLK」は1998年から運用が開始されていますが、現在(本記事投稿時点)まで「上場廃止・早期償還」とはなっていません。対して、「TECL」は2008年から運用が開始されています。

対応策は”無し”!?

このデメリットの対応策は以下の通りです。

「上場廃止・早期償還」への「対応策」
★明確な対応策はありません!!(ただし・・・)

これに関しては「対応策は”無し”」ですか??

そうですね。運用会社(TECLならDirexion社)が「不要」と判断した場合、発生してしまう事象なので、我々にはどうすることもできません。

運用会社次第なので、こちらでできることも無いですもんね。

ですが、だからといってこのリスクを”諦める”のではなく、”一歩踏み込んだ判断”をするために、”知っておきたいこと”が幾つかあります。

知っておきたいこと1

まず、「TECL」を含む「レバレッジ3倍型ETF」は、現時点で数種類のみ運用許可されており、”希少性が高い”と言えます。

世の中に「2倍型ETF」は、たくさんありますが、「3倍型ETF」は殆どありません。

そうなんですね。

希少性が高いなら、今後、3倍型ETFが増えていくことはないのでしょうか?

3倍型」以上のレバレッジETFは、証券取引委員会からの規制により、今後作ってはいけないことになっています。

なるほど、そうすると現時点での3倍型ETFは「希少性」が保たれているというわけですね。

「希少性」が保たれているということは、投資家から、当ETFに資金が集まりやすくなり、純資産額の減少による上場廃止・早期償還が発生しにくいと考えられます。(個人の見解です。)

実際、「TECL」は、純資産額の海外ETFランキングでも上位を維持しています。

知っておきたいこと2

次に、「上場廃止・早期償還」が起きる”最大の要因”は、主に、世界経済(アメリカ経済)全体に大幅な下落が生じた場合にあるという点です。

ふむふむ。

つまり、それ以外の「少々の下落(-50%程度の下落)」では、「上場廃止・早期償還」が起きる可能性はないと、私EFFICは考えます。個人の見解です。)

(-50%は、大きな下落かと思いますが。)

また、過去の事実が未来に必ずしも適用されるか保証はありませんが、コロナウィルス蔓延による下落(下落率-70%)にも、TECLは上場廃止・早期償還とならなかった実績があることから、ある程度の暴落には耐えられるといえます。

なるほどなるほど。

ただし、これに関して、「懸念点」があります。

それは、「TECL」が、2008年から運用が開始されており、100年に1度と言われる株価の暴落「リーマンショック(2007年~2009年)」の後に作られたETFだという点です。

そのため、「リーマンショック級の暴落」が起きた際にどうなるかは、履歴がなく、神のみぞ知るところということになります。

ちなみに、「リーマンショック」時、「XLK」は最大で下落率 約50%を記録しています。この時、もしも「TECL」があったとすると、下落率は 約95%になったと言われています。

え・・・それって、100万円が5万円になるってことですよね。

これは、そもそも、普通の人には耐えられそうにない下落率ですね。

ですが、一番最悪のタイミングで「XLK」に投資したとしても、2012年頃には「リーマンショック前の値に戻っていますので、「TECL」も、”上場廃止となっていなければ”、同じく元の金額に戻っているといえるでしょう。(レバレッジは乖離リスクにより、「XLK」の回復よりも少し遅れて元の値に戻っています。)

相当時間を費やしていますが、元の値に戻ってはいるんですね。

果たして、「TECL」は、その下落率による上場廃止を耐えられるのでしょうか。なんとも言えませんね。

ですが、リーマンショック自体は”可愛いもの”で、「ITバブル崩壊(2000年~2002年)」を見据えると話は変わってきます。

ちなみに、「ITバブル崩壊」時、「XLK」は最大で下落率 約83%を記録しています。この時、もしも「TECL」があったとすると、下落率は約99.9%になったと言われています。

99.9%ですか!?・・・100万円が、1,000円になるってことですよね!?

え・・・1,000円って・・・絶望しか無いです。

尚、一番最悪のタイミングで「XLK」に投資したとすると、2018年まで「ITバブル崩壊」前の「XLK」の値には戻っておらず、約16年間必要になりました。また、「TECL」の場合、”上場廃止”となっていなくても”乖離リスク”等により、本記事の投稿時点でも元の値には戻っていないと言われています。

レバレッジのかかっていない「XLK」でさえも戻るまで約16年。そんなタイミングで投資したら、もう投資しなくなるでしょうね。

しかも、「TECL」は、まだ元の価格に戻っていないと。バブル崩壊が発生する可能性とリターンを天秤にかけて、どう判断するかが重要なんでしょうけど、少額を投資するのが無難なような気がします。。。

これから先、ITバブル崩壊時の暴落が発生する確率は、天文学的数値だと言う人もいれば、いつ起きてもおかしくないという人もいて千差万別です。(それが分かったら苦労しませんしね。)これらの可能性は投資家の考え方次第といったところでしょう。

まとめ

この項目の話が長くなったので、以下にまとめます。

TECLの「上場廃止・早期償還」について
★上場廃止・早期償還は、ETF運用会社の一存で決定する。
⇛純資産額の大幅な減少により発生する事がある

レバレッジ3倍」のETFは数が少なく「希少性があり、資金が集まりやすい。
⇛規制により、今後新たに出てくるETFは全てレバレッジ「2倍以下に限定されている

★「TECL」は「XLK」のレバレッジ3倍型なので、「XLK」が下落すると、その3倍下落するため、上場廃止・早期償還となる可能性が上がる。
⇛コロナウィルスによる暴落(下落率 約70%)は乗り切っている。しかし、「リーマンショック(下落率 約95%)」や「ITバブル崩壊(下落率 約99.9%)」級の下落に「TECL」が耐えられるかどうかと、その下落が起きる可能性については、神のみぞ知るところ

”3倍型”から”2倍型”に縮小される可能性がある!?

こちらは、レバレッジ型「ETF」「投資信託」全てに当てはまるリスクですが、TECLも同様に、”3倍型”ETFから”2倍型”ETFに縮小される可能性があります。

これについては、上場廃止・早期償還で説明した内容と同じく、ETF運用会社の一存で3倍から2倍に変更することが可能となっています。

そして、倍率の減少は、株価の暴落によって引き起こされることが多く、一度倍率の減少が行われてしまうと、それ以降の株価の上昇率が減少してしまうため、暴落前の値に戻るまでに大幅に時間がかかってしまいます。

倍率の縮小はレバレッジ型ETFのリスクであると言えます。

尚、実際、コロナウイルス蔓延による暴落時にも、いくつかの3倍型レバレッジETFで倍率の縮小が行われました。

尚、ちょうどこの時、「TECLも、レバレッジの倍率が3倍から2倍に下がる!!保有しているとヤバい!!」と噂が囁かれていましたが、実際には別の銘柄のみで当銘柄は倍率縮小とはなりませんでした。(暴落時には上場廃止や早期償還に関わらず、様々な悪いニュース、噂や憶測がひとり歩きするので、そういった情報に惑わされないようにしましょう。)

その他の期間でも、急に倍率が変更となる場合もあります。

対応策は”無し”!?

このデメリットの対応策は以下の通りです。

「倍率縮小」への「対応策」
★明確な対応策はありません!!(ただし・・・)

これに関しても「対応策は”無し”」ですか??

そうですね。運用会社(TECLならDirexion社)が「不要」と判断した場合、発生してしまうデメリットなので、我々にはどうすることもできません。

ただ、先程「上場廃止・早期償還」の項目で説明した「知っておきたいこと」を把握しておくと、「倍率縮小」の可能性とリスクについて考えが深まるかと思いますので、ご一読頂ければ幸いです。m(_ _)m

まとめ

最後に、ここまでの内容を簡潔にまとめてみます。

メリット(実績)
・過去10年間で(SPXLを上回る)約 +8000%超

・年利に換算すると約 +55%
・コロナウィルス蔓延による暴落時も「繰上償還」「倍率縮小」とはならなかった

デメリット
・コロナウィルス蔓延による暴落時は、下落率 約70%となっており、

株価暴落時の精神力が試される

・暴落時は、様々な憶測(「繰上償還」「倍率低減」など)が飛び交うため、

情報の正しい判断と悪材料への忍耐力が試される

・暴落後は、元の基準価額回復まで数十年単位で期間が必要となる可能性がある


・リーマンショック級、ITバブル崩壊級の下落が起きる可能性がどれくらいかは誰にも分からない。また、暴落が起きたとき繰上償還、倍率縮小とならないかどうかも、誰にもわからない。

皆さん、いかがでしたでしょうか。

「SPXL」と同様に「TECL」もリターンが大きい反面、リスクも大きい為「投資するべきではない!!」など、マイナスなイメージを抱く人が多いことも事実です。

ですが私EFFICは、このようなマイナスイメージも、リスクとリターンをきちんと理解しコントロールすることができれば払拭できるのではないかと感じます。(リスクとリターンの「コントロール」を直ぐに行うことはプロでも難しいと思いますが、「リスク」と「リターン」を一つ一つ「理解」することで段々と糸口が見えてくるはずだと考えます!!)

ところで皆さん、新年明けましておめでとうございます。

皆さんの、今年の年末年始はいかがでしたでしょうか。

私EFFICは、年始早々、記事の作成に時間を費やし過ぎた感はありますが、それなりに一服できました。(本記事のトップに、当ブログの「10分で読める」というコンセプトを無視した、「この記事は約20分で読めます。」と表示されていて困惑もしています。。。)

まあ、なにはともあれ今年も当ブログをよろしくお願いいたします。

今回も、ご一読頂きありがとうございました!

内容でわかりにくいところ、気になるところがございましたら、
お気軽にコメントやメッセージ頂ければ幸いです!

それでは!

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