【定期更新】ポートフォリオ

【ウクライナ情勢直撃】米株ポートフォリオ【~2022.2.28】

この記事は約12分で読めます。

みなさんこんにちは。

まずはじめに、ロシアとウクライナの情勢悪化により不安な気持ちやストレスに苛まれている該当国民の皆様には、一刻も早く、事態の解決が訪れることを心より願っております。

ロシアさん、、、頼みます🙏

一刻も早く解決して欲しいですが、長引きそうです。。。

良い妥協案が出れば良いのですが。。。

それでは今回も、年明けから依然として悲惨な目にあっているEFFICのポートフォリオ(2022年2月末まで)を公開・分析します。。。

目次

ポートフォリオ

「損益率」をチェック

リスト(一覧表)

はじめに、銘柄別「損益率」のリスト(一覧表)です。
尚、一番上が「預金・現金」となっており、それ以降は「損益率の高い順」で並べています。

銘柄名(ティッカーコード)
概要
損益率 順位
前月 今月 前月 今月
預金・現金
SPXL S&P500(ブル3倍) 250.07% 158.93% 1位 1位
TECL ITセクターETF(ブル3倍) 157.31% 68.09% 2位 2位
JMIA eコマース(アフリカ) 79.79% 46.96% 3位 3位
フィデリティ・グローバル 全世界株式(iDeCoで運用) 54.66% 39.00% 5位 4位
iFreeレバレッジ NASDAQ100 NASDAQ100(ブル2倍) 74.63% 34.79% 4位 5位
ERX エネルギーセクターETF(ブル2倍) 0.00% 27.59% 8位 6位
MHAM世界8資産ファンド 全世界株式(iDeCoで運用) 31.98% 23.79% 7位 7位
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) S&P500(つみたてNISA) 33.49% 23.39% 6位 8位
TMF 米国20年超国債(ブル3倍) -5.37% -4.20% 9位 9位
PLUG 燃料電池システム製造 -28.67% -8.51% 15位 10位
UPST 人工知能(AI)融資プラットフォーム -25.43% -17.62% 14位 11位
BILL 会計管理及び財務処理の簡素化、デジタル化、自動化 -24.70% -19.27% 13位 12位
NVDA 半導体製造企業 -14.59% -27.20% 10位 13位
SHOP eコマース -14.99% -50.59% 11位 14位
SE eコマース(シンガポール)、デジタル決済、金融サービス -18.64% -53.65% 12位 15位

やはり全体的に、損益率の下落が目立ちますね。

そうですね。下落の理由については、言うまでもなく「ロシア・ウクライナ情勢」によるものでしょう。

尚、世界情勢を鑑み、多数の銘柄で購入・売却を行っているため、上記の表の損益率=株価の下落率・上昇率とはなっていませんので、ご留意下さい。

「構成比率」をチェック

リスト(一覧表)

続いて、銘柄ごとの「構成比率」のリスト(一覧表)です。
尚、一番上が「預金・現金」、それ以降は「構成比率(資産全体に対して占める割合)の高い順」で並べています。

銘柄名(ティッカーコード)
概要
構成比率 順位
前月 今月 前月 今月
預金・現金 9.98% 24.27%
iFreeレバレッジ NASDAQ100 NASDAQ100(ブル2倍) 12.56% 12.57% 3位 1位
SPXL S&P500(ブル3倍) 20.59% 12.31% 2位 2位
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) S&P500(つみたてNISA) 9.97% 12.01% 4位 3位
ERX エネルギーセクターETF(ブル2倍) 0.00% 9.25% 15位 4位
TECL ITセクターETF(ブル3倍) 24.12% 7.76% 1位 5位
TMF 米国20年超国債(ブル3倍) 2.57% 5.87% 7位 6位
フィデリティ・グローバル 全世界株式(iDeCoで運用) 2.97% 3.38% 6位 7位
MHAM世界8資産ファンド 全世界株式(iDeCoで運用) 2.25% 2.68% 8位 8位
UPST 人工知能(AI)融資プラットフォーム 1.35% 2.52% 10位 9位
BILL 会計管理及び財務処理の簡素化、デジタル化、自動化 1.09% 2.30% 11位 10位
SHOP eコマース 3.49% 1.93% 5位 11位
NVDA 半導体製造企業 2.24% 1.08% 9位 12位
PLUG 燃料電池システム製造 0.69% 1.02% 13位 13位
SE eコマース(シンガポール)、デジタル決済、金融サービス 0.78% 0.56% 12位 14位
JMIA eコマース(アフリカ) 0.47% 0.48% 14位 15位

「預金・現金」増加の理由

表を見ると、「預金・現金」がかなり増加していますね。

はい。依然として続いている「ロシア・ウクライナ情勢」を鑑みて、影響を受けやすい「SPXL」と「TECL」の売却を行ったため「預金・現金」が増加しています。

新規購入銘柄「ERX」とは

ちなみに、1月時点ではポートフォリオにいなかった「ERX」というETF銘柄が加わっていますが、どういったETFなんでしょうか。

「ERX」は、「SPXL」や「TECL」と同じDirection社のETFで、概要は「エネルギー株 ブル2倍 ETF」です。指標となるETFは「XLE」で、「XLE」はS&P500の中から、エネルギー関連会社20社程度の銘柄を選別したETFとなっています。

「ERX」の構成銘柄はこちらです👇

引用 https://www.bloomberg.co.jp/

聞いたことのない銘柄も多いかと思いますが、これらは全て「エネルギー関連企業」ばかりです。

「ERX」を購入した理由

なるほど、エネルギー特化型のETFなんですね。
今回何故、「ERX」を購入したのでしょうか?

やはり一番の理由は、現在の「ロシア・ウクライナ情勢」です。

全てはそこに繋がるんですね。

エネルギー資源の需要(価格)が上がる要因は、様々ですが、その1つとして戦争(紛争)の勃発があります。

急に物騒なワードがでてきましたね。

戦争(紛争)が起きる(起きそうになる)と、「経済発展の減速」「戦争(紛争)地域のコモデティ(貴金属、エネルギー、農作物)の生産量減産」が懸念され、結果、コモデティ銘柄に需要が生まれ、資金が流入するという流れになりやすいです。

また、コモデティ銘柄は一般的に、ディフェンシブ銘柄(値動きが少ない、守りの銘柄)と言われています。なので、「SPXL」や「TECL」のように、経済の発展が株価上昇の要となっている「景気敏感株」に投資している投資家は、「比較的安全なコモデティ銘柄(ディフェンシブ銘柄)に資金を移して不安定な状況を回避しよう」とする、別の側面も兼ね備えています。

(尚、「SPXL」と「TECL」については、下記記事にて詳しく説明していますので、よければ御覧ください。)

じゃあEFFICさんも、その流れに乗って「ERX」を購入したということですか。

そうなりますね。ただ、この行動は投資初心者の方にはあまりオススメしません。なぜなら、世界経済が不安定な局面での株式の売買(短期売買)は、特に予測がつきにくく、また、日々の値動きも激しいため、株価に張り付き一喜一憂する生活となりかねないからです。

初心者にはリスクが高いんですね。。。

もちろん、リスクを管理できる方であれば問題ありませんし、何事にも挑戦することは投資家としての成長に繋がります。ちなみに、「ERX」はブル2倍型となっており通常の2倍の値動きとなるため、コモディティ銘柄といえど、値動きが激しくなりますのでご注意下さい。

(余談)「ERX」は3倍型から2倍型に変更されている

そういえば「ERX」はブル2倍型で、「SPXL」や「TECL」のようにブル3倍型ではないんですね。

はい。ですが、実は元々「ERX」も3倍型だったんです。

そうなんですか?3倍型から2倍型になった理由は何なんでしょうか?

「ERX」が2倍型となったのは、2020年4月のことで、原因はコロナショック時の大幅な下落によるものと考えられています。その当時、「ERX」は最大で約95%の下落を記録しています。

と、とんでもない下落ですね(汗

この株価の下落により、「ERX」の資産価値が著しく減少したため運用が厳しくなったDirection社は「ERX」を3倍型から2倍型へ急遽変更したと見られています。

(下記の記事で、「倍率の変更リスク」について記載していますので、詳しく知りたい方は御覧ください。)

まさに、レバレッジ型のリスクが現実化したということですね。。。

「投資効率」をチェック

続いては、「投資が効率的に行われているか」チェックに役立つ「パレート分析」です。

「パレート分析?」という方は下記の記事を御覧ください。
パレート分析の用途や使い方について詳しく解説しています。(宣伝)

前回(1月末時点)のグラフ

まずは、前回、1月末時点のグラフを見てみます。

パレート分析 損益率 1月

黄色のライン「累積比率が80%以内の平均損益率」は、TECL、SPXL、iFreeレバレッジ NASDAQ100、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、SOXL5銘柄で構成されています。

累積比率が80%以内かどうかは、赤の折れ線グラフ「累積比率」で確認できます。

そして、黄色のライン「上位5銘柄の損益率」は(右軸より)約 110%であることが分かります。
これに対し、緑色のライン「全体の損益率」は(右軸より)約 70%であることが分かります。

このことから、「全体の損益率」よりも「(投資の割合が大きい)上位5銘柄の損益率」高いことから、投資効率は高い状況であると考えることが出来ます。

今回(2月末時点)のグラフ

続いて、今回、2月末時点のグラフです。

パレート分析 損益率 2月

黄色のライン「累積比率が80%以内の平均損益率」は、iFreeレバレッジ NASDAQ100、SPXL、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、ERX、TECL、TMF6銘柄で構成されています。

累積比率が80%以内かどうかは、赤の折れ線グラフ「累積比率」で確認できます。

今回は、「累積比率が80%以内の平均損益率」が6銘柄になっていますね。

そして、黄色のライン「上位6銘柄の損益率」は(右軸より)約 40%であることが分かります。

これに対し、緑色のライン「全体の損益率」は(右軸より)約 25%であることが分かります。

こうしてみると、だいぶ利益率が落ちてますね(汗

確かに、減少している点は否めません。ですが先程説明した通り、今回は、多数の銘柄で購入・売却を行っているため、上記の表の損益率=株価の下落率・上昇率とはなっていません。また、資産推移がどのように変化したかは事項にて説明しています。

尚、前回(1月末時点)よりも損益率は下がっていますが、「全体の損益率」よりも「(投資の割合が大きい)上位6銘柄の損益率」高いことから、投資効率は高い状況であると考えることが出来ます。

資産の時系列推移

最後に、資産の時系列推移(3ヶ月間、6ヶ月間、1年間、全期間)を見てみます。

ここでは、家計簿アプリ「マネーフォワード」過去の資産推移が閲覧できるので、そちらを使用します。

「家計簿アプリ」については以下の記事で詳しく解説しています。(宣伝)

過去3ヶ月間の推移

資産推移「過去3ヶ月間」

やはり、年明けから連続して下落が目立ちますね。

3ヶ月前時点の資産状況と比較すると、資産が下回っていますね。

・・・これぐらいであれば、許容範囲内の下落です。

過去6ヶ月間の推移

資産推移「過去6ヶ月間」

6ヶ月前時点の資産状況と比較しても、資産が下回っていますね。

・・・まだまだ・・・許容範囲内の下落です。

過去1年間の推移

資産推移「過去1年間」

1年前時点で比較すると、なんとかプラス収支となっていますね。

・・・由々しき事態です!!

(あ、耐えられなくなってる)

ですが、私には早期リタイアという目標があるのでこのまま投資を継続します!!レバレッジETFについて興味のある方は、下記の記事をご参照下さい。
(投資は自己責任でお願いしますm(_ _)m)

早期リタイアのためにレバレッジ投資とは・・・投資初心者にはオススメできない投資法ですね。

尚、こちらの記事にある通り、私が投資の基礎としている「レバレッジ3倍型ETF」は、「バブル崩壊」「リーマンショック」と同レベルの暴落が起きた場合、とんでもないことになります。

「人生ゼロから(悪ければマイナスから)やり直し」となってもおかしくありません。

やはり、投資初心者の方にはオススメできなさそうですね。

投資は原則として「余裕資金で行う」ことにあります。私のように資産の大方をレバレッジ投資するような人生を賭けた投資は、ある日突然、闇に飲み込まれる可能性があり、大変危険です。

真似をするときは、人生を賭けていることを自覚しましょう!!!

いや、そこは「みなさんは、絶対に真似しないでください」じゃないんですか!?

そうですね。それでも、うまく利用することができれば、庶民から富豪(資産家)になるチャンスとなりますので、リスクを「きちんと、正確に」理解できていれば問題ないと考えます。(EFFICの個人的な見解です。)

全期間の推移(2020/4/5~2022/2/28)

続いて、全期間(2020/4/5~2022/2/28)の資産推移グラフです。

資産推移「全期間(2020/4~)」

これから資産が増えていくにつれて、上昇幅と下落幅はますます増加していきますので、年明けからの下落は、慣れておく良い機会だと感じています ((((´・ω・;`))))

めっちゃ動揺してるじゃないですか!!

なにごとにも経験は必要ですから ((((´ω`))))

動揺しすぎて変な顔文字になってますよ?

まとめ(いつもの)

いかがでしたでしょうか。

投資を初めて間もない方は、ポートフォリオはあまり気にならないかもしれませんが自身の資産状況をしっかりと把握することは投資をうまくこなす秘訣であると私EFFICは考えます。

なので、これまでポートフォリオに関心のなかった方は、是非、この機会にご自身のポートフォリオを作成して、分析してみてください。

ちなみに、家計簿アプリ「マネーフォワード」を利用すれば、簡単にポートフォリオを作成できます。詳細は下記の記事をご参照ください。

今回も、長文をご一読頂きありがとうございました!!m(_ _)m

今後も、定期的にポートフォリオの更新を行っていきますので、
よければまたブログに来てみてください!!

来月は更に悲惨なポートフォリオになっているかも知れませんが。。。

また、内容でわかりにくいところ、気になるところがございましたら、
お気軽にコメントやメッセージ頂ければ幸いです!

それでは!

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