【定期更新】ポートフォリオ

【ウクライナ情勢直撃】米株ポートフォリオ【~2022.1.31】

この記事は約12分で読めます。

みなさんこんにちは。

まずはじめに、ロシアとウクライナの情勢悪化により不安な気持ちやストレスに苛まれている該当国民の皆様には、一刻も早く、事態の解決が訪れることを心より願っております。

問題が早期解決しますように🙏

そして、これに伴い悲惨な目にあっているEFFICのポートフォリオ(2022年1月末まで)を公開・分析します。。。

レバレッジ投資の恐ろしい部分を、身に沁みて感じています(T_T)

レバレッジ投資は、上昇率も高ければ、下落率も高いハイリスク・ハイリターンな投資でしたよね。

あれ、でもEFFICさん前に、「投資は余裕資金で、精神的に辛いと感じないよう、自分にあったものを心がけるべき」とおっしゃってたような。

もちろん余裕資金でやっています!!ただ、実際に資産の目減りを目の辺りにすると、やはり少しではありますがダメージはあります。

少しであれば良いのですが・・・

(あれ、でも前回のポートフォリオで「資産全体の9割(そのうちレバレッジが6割程度)は投資」してたような?余裕資金とは??)

ポートフォリオ

「損益率」をチェック!!

リスト(一覧表)

はじめに、銘柄別「損益率」のリスト(一覧表)です。
尚、一番上が「預金・現金」となっており、それ以降は「損益率の高い順」で並べています。

銘柄名(ティッカーコード)
概要
損益率 損益率 順位
12月 1月 12月 1月
預金・現金
SPXL 米国ETF(レバレッジ3倍型) 273.85% 250.07% 1位 1位
TECL 米国ETF(レバレッジ3倍型) 172.26% 157.31% 2位 2位
iFreeレバレッジ NASDAQ100 米国ETF(レバレッジ2倍型) 97.16% 74.63% 3位 4位
フィデリティ・グローバル 世界各国投資信託(iDeCo運用) 62.40% 54.66% 5位 5位
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 米国ETF(つみたてNISA運用) 40.73% 33.49% 6位 6位
MHAM世界8資産ファンド 世界各国投資信託(iDeCo運用) 37.20% 31.98% 7位 7位
SOXL 米国ETF(レバレッジ3倍型) -4.84% 1.33% 10位 8位
TSLA 米国個別株 0.00% -1.47% 9位 9位
TMF 米国ETF(レバレッジ3倍型) -10.96% -5.37% 12位 10位
NVDA 米国個別株 -7.80% -14.59% 11位 11位
SHOP 米国個別株 9.82% -14.99% 8位 12位
SE 米国個別株 -36.04% -18.64% 16位 13位
BILL 米国個別株 -17.66% -24.70% 13位 14位
UPST 米国個別株 -22.85% -25.43% 15位 15位
PLUG 米国個別株 -18.48% -28.67% 14位 16位
JMIA 米国個別株 96.54% 79.79% 4位 16位
PLTR 米国個別株 -40.60% 0.00% 17位 17位
BYND 米国個別株 -55.57% 0.00% 19位 18位
SPCE 米国個別株 -54.33% 0.00% 18位 19位
LMND 米国個別株 -70.62% 0.00% 20位 20位
S 米国個別株 -12.87% 0.00% 12位 21位

全体的に、損益率の下落が目立ちますね。

そうですね。下落の理由については、次項の 「売却」と「購入」を行った理由 にてまとめて解説します。

「構成比率」をチェック!!

リスト(一覧表)

続いて、銘柄ごとの「構成比率」のリスト(一覧表)です。
尚、一番上が「預金・現金」、それ以降は「構成比率(資産全体に対して占める割合)の高い順」で並べています。

1月は、「構成比率」が下位の銘柄(一覧表で灰色表示)の「売却」と、赤色で示した「TMF(Direxionデイリー20年超米国債ブル3倍ETF)」と「SOXL(Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF)」の「購入」を行いました。

銘柄名(ティッカーコード)
概要
構成比率 構成比率 順位
12月 1月 12月 1月
預金・現金 9.88% 9.98%
TECL 米国ETF(レバレッジ3倍型) 25.31% 24.12% 1位 1位
SPXL 米国ETF(レバレッジ3倍型) 19.26% 20.59% 2位 2位
iFreeレバレッジ NASDAQ100 米国ETF(レバレッジ2倍型) 12.58% 12.56% 3位 3位
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 米国ETF(つみたてNISA運用) 8.24% 9.97% 4位 4位
SOXL 米国ETF(レバレッジ3倍型) 0.45% 3.98% 15位 5位
SHOP 米国個別株 6.31% 3.49% 5位 6位
フィデリティ・グローバル 世界各国投資信託(iDeCo運用) 5.54% 2.97% 6位 7位
TMF 米国ETF(レバレッジ3倍型) 0.68% 2.57% 12位 8位
MHAM世界8資産ファンド 世界各国投資信託(iDeCo運用) 2.03% 2.25% 8位 9位
NVDA 米国個別株 2.68% 2.24% 7位 10位
UPST 米国個別株 1.50% 1.35% 10位 11位
BILL 米国個別株 0.93% 1.09% 11位 12位
TSLA 米国個別株 0.00% 0.89% 16位 13位
SE 米国個別株 1.77% 0.78% 9位 14位
PLUG 米国個別株 0.60% 0.69% 13位 15位
JMIA 米国個別株 0.53% 0.47% 14位 16位
PLTR 米国個別株 0.40% 0.00% 16位 17位
BYND 米国個別株 0.38% 0.00% 17位 18位
SPCE 米国個別株 0.22% 0.00% 18位 19位
LMND 米国個別株 0.21% 0.00% 19位 20位
S 米国個別株 0.19% 0.00% 20位 21位
「売却」と「購入」を行った理由

「売却」と「購入」を行った理由は何かあるんでしょうか。

まず、売却についてですが、理由は2点あります。1つは、ロシアとウクライナの情勢悪化です。こちらは、現在進行系で非常に緊迫した状況が続いており、これに伴って、NYダウやS&P500など、世界全体の株価は下落しています。(損益率下落の一要因です。)

(ロシアとウクライナの情勢悪化については内容が複雑なので説明は省きますが、もし興味のある方がいれば、下記の動画で面白く解説されていたのでオススメします。投資をする上で、世界情勢の把握は知っておいて損はありません。)

2つ目は、以前よりアメリカの米連邦準備理事会(FRB)から予告されている利上げ(金融引締め)の実施です(損益率下落の一要因です。)。また、利上げは、ベンチャー企業や利益の少ない企業にとっては打撃が大きくなると考えられています。

この2点から、特に影響の大きいと考えられる「利益の少ないベンチャー企業の株式を売却」することとしました。

「購入」についてはどうですか?

「SOXL(Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF)」の購入についてですが、こちらは「逆張り」で購入しています。基本的に「SPXL」や「TECL」と同じ動きとなりますが、「半導体株ブル3倍ETF」なので、上昇と下落がとても大きく、1月の上旬から下旬にかけて大幅に下落(最高額時点から約30%~40%程度)していたことから、下がり過ぎと判断して購入しています。

しかしながら、今回発生している問題が長期化する可能性もありますので、機を見て適宜売買する予定です。

また、「SPXL」や「TECL」について知らない方は、興味がありましたら、下記の記事をご参照下さい。

「投資効率」をチェック!!

続いては、「投資が効率的に行われているか」チェックに役立つ「パレート分析」です。

「パレート分析?( ゚д゚)ナンジャソリャ」という方は下記の記事を御覧ください!!
パレート分析の用途や使い方について詳しく解説しています!!(宣伝)

前回(12月末時点)のグラフ

まずは、前回、12月末時点のグラフを見てみます。

パレート分析 損益率 12月

黄色のライン「累積比率が80%以内の平均損益率」は、TECL、SPXL、iFreeレバレッジ NASDAQ100、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、4銘柄で構成されています。

累積比率が80%以内かどうかは、赤の折れ線グラフ「累積比率」で確認できます。

そして、黄色のライン「上位4銘柄の損益率」は(右軸より)約 140%であることが分かります。

これに対し、緑色のライン「全体の損益率」は(右軸より)約 80%であることが分かります。

このことから、「全体の損益率」よりも「(投資の割合が大きい)上位4銘柄の損益率」高いことから、投資効率は高い状況であると考えることが出来ます。

今回(1月末時点)のグラフ

続いて、今回、1月末時点のグラフです。

パレート分析 損益率 1月

黄色のライン「累積比率が80%以内の平均損益率」は、TECL、SPXL、iFreeレバレッジ NASDAQ100、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、SOXL5銘柄で構成されています。

累積比率が80%以内かどうかは、赤の折れ線グラフ「累積比率」で確認できます。

今回は、「累積比率が80%以内の平均損益率」が5銘柄になっていますね。

はい。今回新たにSOXLを購入しており、それに伴って変動しています。

そして、黄色のライン「上位4銘柄の損益率」は(右軸より)約 110%であることが分かります。

これに対し、緑色のライン「全体の損益率」は(右軸より)約 70%であることが分かります。

前回(12月末時点)よりも損益率は下がっていますが、「全体の損益率」よりも「(投資の割合が大きい)上位4銘柄の損益率」高いことから、投資効率は高い状況であると考えることが出来ます。

まとめ

投資効率は高いようですが、前回(12月末時点)と比較してみると、黄色のライン「上位5銘柄の損益率」緑色のラインの「全体の損益率」ともに下落していますね。

先程も記載しましたが、FRBによる利上げ(金融引締め)にロシアとウクライナの情勢悪化が重なり、今後、経済が不安定になるとの見解を示す機関投資家が増えたことから、下落基調が続いている状況となっています。尚、この下落はアメリカだけでなく、中国、日本、ヨーロッパなど、世界全体で発生しています。

FRBによる利上げ(金融引締め)もですが、ロシアとウクライナの情勢悪化は早く解決して欲しいところですね。

資産の時系列推移

最後に、資産の時系列推移(3ヶ月間、6ヶ月間、1年間、全期間)を見てみます。

ここでは、家計簿アプリ「マネーフォワード」過去の資産推移が閲覧できるので、そちらを使用します。

「家計簿アプリ」については以下の記事で詳しく解説しています。宣伝

過去3ヶ月間の推移

資産推移「過去3ヶ月間」

やはり、1月末時点での下落が目立ちますね。

過去6ヶ月間の推移

資産推移「過去6ヶ月間」

過去6ヶ月間に期間を広げると、1月末時点の下落は急激なものだったことが伺えますね。

過去1年間の推移

資産推移「過去1年間」

過去1年間で見ると、1月末時点の下落は”崖”になっていますね。

さすが、レバレッジETFへの投資(ポートフォリオの6割弱)といったところでしょうか。”いまのところ”プラス収支ではあるようですが。

由々しき事態です!!ですが、私には早期リタイアという目標があるのでこのまま投資を継続します!!レバレッジETFについて興味のある方は、下記の記事をご参照下さい。
(投資は自己責任でお願いしますm(_ _)m)

早期リタイアのためにレバレッジ投資とは・・・なかなかギャンブラーですね。

尚、こちらの記事にある通り、私が投資の基礎としている「レバレッジ3倍型ETF」は、「バブル崩壊」「リーマンショック」と同レベルの暴落が起きた場合、とんでもないことになります。

「人生ゼロからやり直し」となってもおかしくありません。

とても一般の人にはオススメできませんね(苦笑)

投資は原則として「余裕資金で行う」ことにあります。私のように人生を賭けた投資は、ある日突然、闇に飲み込まれる可能性があり、大変危険です。

真似をするときは、人生を賭けていることを自覚しましょう。

いや、そこは「みなさんは、絶対に真似しないでください」じゃないんですか!?

そうですね。それでも、うまく利用することができれば、庶民から富豪になるチャンスとなりますので、リスクを「きちんと、正確に」理解できていれば問題ないと考えます。(EFFICの個人的な見解です。)

全期間の推移(2020/4/5~2022/1/31)

続いて、全期間(2020/4/5~2022/1/31)の資産推移グラフです。

資産推移「全期間(2020/4~)」

これから資産が増えていくにつれて、上昇幅と下落幅はますます増加していきますので、1月の下落は、慣れておく良い機会だと感じています ((((´・ω・;`))))

めっちゃ動揺してるじゃないですか!!

まとめ(いつもの)

いかがでしたでしょうか。

投資を初めて間もない方は、ポートフォリオはあまり気にならないかもしれませんが自身の資産状況をしっかりと把握することは投資をうまくこなす秘訣であると私EFFICは考えます。

なので、これまでポートフォリオに関心のなかった方は、是非、この機会にご自身のポートフォリオを作成して、分析してみてください。

ちなみに、家計簿アプリ「マネーフォワード」を利用すれば、簡単にポートフォリオを作成できます。詳細は下記の記事をご参照ください。(宣伝)

今回も、長文をご一読頂きありがとうございました!!m(_ _)m

今後も、定期的にポートフォリオの更新を行っていきますので、
よければまたブログに来てみてください!!

来月は更に悲惨なポートフォリオになっているかも知れません。。。

また、内容でわかりにくいところ、気になるところがございましたら、
お気軽にコメントやメッセージ頂ければ幸いです!

それでは!

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