【定期更新】ポートフォリオ

【定期更新】ポートフォリオ分析【~2021.7.31】

この記事は約13分で読めます。

前置き

みなさんこんにちは。
今回から、定期的に私EFFICのポートフォリオを公開します。

EFFICさんのポートフォリオですか!!どんな内容なのか気になりますね。

確かに・・・これまで、色々と投資初心者や中級者の方向けに解説してもらっていましたが、実際にはどのように運用しているのか気になるところです。

あ、公開と言っても「実際の資産」は公開しませんので悪しからず。

え!?そうなんですか?
てっきり資産が公開されるものかと、、、

あくまで、「投資銘柄」、「投資額と現金の割合」、「資産推移」などの情報となります。「実際の資産の公開」にはリスクがありますので。ただし、様々な分析をしておりますので、役に立つ情報はあるかと思います。

ポートフォリオ「公開&分析」

銘柄別「損益率」

まずは、「銘柄ごとの基本情報」と「損益率」のリスト(一覧表)です。

尚、一番上が「預金・現金」となっており、それ以降は「構成比率(資産全体に対して占める割合)の高い順」に並んでいます。

銘柄名(ティッカーコード) 投資先情報 特徴 構成比率 損益率
預金・現金 3.66%
TECL Direxion デイリーテック株 ブル3倍 米国ETF(レバレッジ型) 28.38% 153.93%
SPXL Direxion デイリーS&P500 ブル3倍 米国ETF(レバレッジ型) 20.00% 235.33%
大和-iFreeレバレッジ NASDAQ100 NASDAQ100指数 レバレッジ2倍 米国ETF(レバレッジ型) 12.20% 98.44%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) S&P500指数(つみたてNISAで運用) 米国ETF 8.13% 31.30%
SHOP ショッピファイ A 米国個別株 7.05% 57.69%
フィデリティ・グローバル 全世界株(iDeCoで運用) 日本を含む世界各国投資信託 3.12% 52.26%
MHAM世界8資産ファンド 全世界株(iDeCoで運用) 日本を含む世界各国投資信託 2.37% 31.42%
SE SEA LTD ADR 米国個別株 1.50% 37.08%
LMND レモネード 米国個別株 1.38% -32.11%
PLUG プラグ パワー 米国個別株 1.38% -12.44%
JMIA JUMIA TECHNOLOGIES AG ADR 米国個別株 1.25% 323.28%
PLTR パランティア テクノロジーズ A 米国個別株 1.17% -21.77%
UPST アップスタート ホールディングス 米国個別株 1.00% -8.21%
GEVO ジーボ 米国個別株 0.94% -13.20%
BYND ビヨンド ミート 米国個別株 0.81% -17.95%
IDEX アイディアノミクス 米国個別株 0.79% -25.90%
ETSY エッツィ 米国個別株 0.67% 0.28%
TDOC テラドック ヘルス 米国個別株 0.65% 4.74%
NIO 蔚来汽車( ニオ ) Inc ADR 米国個別株 0.57% 17.84%
TMF Direxion デイリー20年超米国債ブル3倍 米国ETF(レバレッジ型) 0.46% 0.52%
TRIT トリテラス A 米国個別株 0.42% -44.36%
AI シースリーエーアイ A 米国個別株 0.39% -58.16%
FSLY ファストリー A 米国個別株 0.32% -39.19%
FUBO フボTV 米国個別株 0.29% -30.22%
SQ スクエア 米国個別株 0.28% 26.30%
U ユニティソフトウェア 米国個別株 0.23% -26.08%
S センチネルワン A 米国個別株 0.20% -8.49%
QS クァンタムスケープ 米国個別株 0.19% -62.07%
SPCE ヴァージン ギャラクティック 米国個別株 0.16% -22.55%
iFreeレバレッジ NASDAQ100 NASDAQ100指数 レバレッジ2倍 米国ETF(レバレッジ型) 0.06% -1.23%

おぉ~、個別株にもたくさん投資しているんですね。ただ、損失となっている銘柄がほとんどですね(汗)大丈夫なんでしょうか。。。

確かに。。。-30%を下回る損失も散見されますね。。。

これら個別銘柄への投資はタイミングが非常に悪く、マイナス収支となっています。個別株への投資はタイミングが難しいところです。

ただ、「構成比率」の欄を見てもらえれば分かるのですが、個別株にはあまり資金を費やしていません。企業への期待+増えたらラッキーくらいの感覚で投資しています。(+積立投資なので長い目で考えています。)

なるほど。あと、個別株は全て「米国(アメリカ)株」で「日本株」は無いんですね。

そうですね。日本でも個別株を探せばあると思うんですけど、やはりアメリカと比べると将来性に欠けるといいますか。(日本の高齢化や日経平均の停滞なども理由の一つです。)なので全て米国株となっています。

銘柄別「構成比率」

続いては、「構成比率」を把握するため、先程の「銘柄リスト」「円グラフ」を使用します。(クリックで拡大できます)

構成比率(銘柄別)

さっきも気になっていましたが、「預金・現金」の割合が全体の「3.7%」ですけど!?

現金、全然持って無いじゃないですか!!

元々投資をし始めた頃は、そんなこと無かったんですけどね。最近は株価の上昇が目まぐるしく、それによっていつのまにか「レバレッジ型」への投資が全体の約6割を締めていて、それに伴って「預金・現金」も少なくなったというところですね。

「ですね」って、そんな他人事みたいに!!大丈夫なんですか?

どこかのタイミングでリバランス(ポートフォリオの見直し)は必要だと考えますが、私が参考にしている恐怖指数「Fear & Greed Index」の値が現時点(2021/7末時点)で30~40を行き来しているので、市場全体はニュートラルと言えるので、まだそこまで焦らなくてもいい段階かと考えています。

恐怖指数「Fear & Greed Index」について気になる方は下記の記事をご参照ください。

それよりも、「預金・現金」が全体の「3.7%」で日々の生活費とか足りるんですか??

節約しているので、意外となんとかなっています!!(笑)

ただ、ずっとこの状態が続くと良くないので、今後の課題点として、上昇したときのことも見越して、積立額を調整する必要がありそうだと感じています。

ちなみに、節約は投資の最大の基盤です。節約の重要性については、下記の記事をご参照ください!!(宣伝)

現時点の「リスク評価」

続いて、「リスク評価」するため「銘柄の種類(ジャンル)ごとに大別した円グラフ」を使用します。(クリックで拡大できます)

構成比率(銘柄ジャンル別)

先程も少し触れましたが、「レバレッジ型ETF」が大半を占めていますね。

「約6割」がレバレッジ型ETFですね。そう考えると、だいぶハイリスク・ハイリターンな投資になっているんですね。

そうですね。このような構成は”一般的には要チェック”でしょう。

”一般的にはってことは、EFFICさんはそうじゃないんですか?

そうですね。というのも私EFFICは、他の人よりも”リスク許容度が高い”のです。

リスク許容度が高いってどういうことを指すんでしょうか。

そうですね。リスク許容度については、下記の記事にて簡単に説明していますので、気になる方は下記の記事をご参照ください。

現時点の「投資効率」(パレート分析)

続いては、「投資が効率的に行われているか」チェックするために「パレート分析」を行います。

「パレート分析」ですか?? 初めて聞く言葉ですね。

パレート分析とは
「構成要素を大きい順に並べたグラフ」と、それらの「累積比率(累積数 ÷ 合計数)を示すグラフ」を組み合わせることで、「上位の要素が全体にどのくらい貢献しているか」を判断する分析方法。(別名 8:2の法則)

う~ん、少し難しいですね。

パレート分析は、別名「8:2の法則」とも呼ばれています。
Wikipediaに例がありましたので、下記に引用しています。

現代でよくパレートの法則が用いられる事象

・商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している。
・売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している。
・仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している。

引用元 Wikipedia(直リンク

何となく分かったような・・・

「パレート分析」を行うことで、「何が」影響力が高く「どこを」改善するべきかの判断に役立ちます。ちなみに、ビジネスシーンでは、「効果的な有効手段を探る分析方法」として広く認知されています。

この「パレート分析」を、資産のポートフォリオ分析に当てはめることで、「効率的に資産運用が進められているか評価することができます。」

兎にも角にも、まずはグラフを見てみましょう。

パレート分析 損益率(銘柄ごと)

すこし情報量が多いですが、一つづつ見ていきます。

青の棒グラフ「投資金額」赤の折れ線グラフ「累積比率」黄色のラインが「累積比率が80%以内の平均損益率」緑色のライン「全体の損益率」、黒の▲マークが「銘柄別の損益率」となっています。

グラフの並びは、「投資金額」の「降順」で、右側に進むにつれて数値が減少しています。

また、赤の折れ線グラフ「累積比率」は、「累積数 ÷ 合計数(全体の投資金額)」で求めることができます。

つまり、青の棒グラフ「投資金額」を左から順に加算しながら右に進み、その都度、全体の投資金額で除算(割り算)した結果を赤の折れ線グラフ「累積比率」として表します。なので、最終的には100%の表記となります。(このグラフでは、四捨五入しているので、最後の方は100%が連続しています。)

なるほど。つまり、左から2列目の赤の折れ線グラフ「50%」となっているのは、「TECL」と「SPXL」の投資金額の合計額」を、全体の投資金額で除算(割り算)すると「50%」になるということですね。

その通りです。

ここで注目するべきは、緑色のライン「全体の損益率」黄色のライン「累積比率が80%以内の平均損益率」の比較です。

この黄色のライン「累積比率が80%以内の平均損益率」は、言い換えると、「投資額の8割を占めているX銘柄の平均損益率」であり、今回の場合、TECL、SPXL、大和-iFreeレバレッジ NASDAQ100、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、SHOP、の5銘柄が対象となります。

累積比率が80%以内かどうかは、赤の折れ線グラフ「累積比率」で確認できます。

そして、黄色のライン「上位5銘柄の損益率」は(右軸より)約120%であることが分かります。

これに対し、 緑色のライン「全体の損益率」 は (右軸より)約75%であることが分かります。

つまり、 「上位5銘柄(投資額の8割を占める銘柄)の損益率」「全体の損益率」上回っているということになります。

言い換えると、「多くの資金を投資している銘柄の損益率が、「全体の損益率よりも高い」ことから、「効率的に運用が出来ている」と解釈できます。

また、逆に、「上位5銘柄(投資額の8割を占める銘柄)の損益率」が「全体の損益率よりも低い」場合、「効率的に運用が出来ていない」と判断でき、投資額の比率、及び投資先を見直す必要があると言えるでしょう。

なるほどなるほど。効率的には運用できているんですね。

まだまだ短期間での運用なのでこれからどうなるか分かりませんが、いまのところS&P500やNASDAQ100の投資信託・ETFは順調ですね。ちなみに、8:2の法則に則った最も効率的な運用は、「TECL」「SPXL」「大和-iFreeレバレッジ NASDAQ100」の3銘柄で累積比率が80%を超える運用となります。現状、3銘柄で累積比率63%なので概ね効率的ではあると言えるでしょう。(なお、レバレッジ銘柄の累積比率が80%となると” 効率は良い” ですが、裏を返せば ”リスクも大きい” ということをご留意ください。)

やはり、レバレッジのかかっている「TECL」「SPXL」「大和-iFreeレバレッジ NASDAQ100」の3銘柄は上昇率は凄まじいんですね。

資産推移

最後に、資産の推移を見てみます。

ここでは、家計簿アプリ「マネーフォワード」過去の資産推移が閲覧できるので、そちらを使用します。

家計簿アプリについては以下の記事で詳しく解説しています!!
良ければ是非、ご覧ください!!(宣伝)

なお、資産推移は、マネーフォワードに登録してからの期間となります。ご了承ください。

資産推移
家計簿アプリ「マネーフォワード」より

2020年4月から約1年3ヶ月、マネーフォワードを利用し始めていますが、2021年7月末日時点とその頃を比較すると約3倍の総資産となっていることが分かります。

約1年3ヶ月で3倍はすごいですね!!

あれ、でも先程の「パレート分析」では、平均損益率は+75%でしたよね?

あ、たしかに。3倍になるには、+200%必要ですね。+75%じゃ足りないような。

そうですね。これは、「投資での運用益が+75%」で、残りの増加分は「貯蓄」で増やしていっている結果となります。

なるほど、総資産なので貯蓄も含まれるんですね。

貯蓄も大事ということですね。

2020年の4月というと、コロナウィルスが猛威を振るい初めてから数ヶ月経って、市場が上昇傾向に入り始めてからですよね。

その通りです。ちょうどその頃に、マネーフォワード(有料版)を始めています。ちなみに、2020年4月以前は、個別銘柄にいくつかと、投資初心者向けと言われるIPO(新規公開株)の抽選に参加する程度でした。

IPOって聞いたことありますね。
なんでも、ほぼ損失がない投資だとかなんとか。。。

それだけ聞くと、怪しい詐欺の謳い文句に聞こえますね。。。大丈夫なんでしょうか。

IPOはやり方によりますが、「抽選に当選する(ここがネック)→新規公開株を手にする→何も考えずに速攻で売却する」という手順を踏むだけで、9割程度はプラス収支となります。

買って売るだけ・・・(ゴクリ)

ちなみに、マイナス収支となる残りの1割の要因は何でしょうか。

そうですね。IPOに参加している企業の業種があまり魅力的でないことや、はじめに売りに出される価格が高すぎると判断された場合に、マイナス収支となってしまうことがあるようです。

また、その他にも、その企業単体としてだけでなく、業界全体の展望が明るくない場合も同様にマイナス収支になりがちです。

ふむふむ。

逆に、前述の内容に当てはまらなければ、上場してからの初値は上昇するといえるでしょう。

ただ、上昇が見込まれた銘柄は人気が高く、当選する確率はものすごい低いです。(私自身も1年に1回当選すれば良い方でした。)

買って売るだけでプラスになるなら、人気で当選しづらいのも頷けますね。

ちなみに、IPOについて詳しく知りたい方は以下のページ(外部リンク)でわかりやすく解説されておりますので、御覧ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

投資を初めて間もない方は、ポートフォリオについてあまり気にならないかもしれませんが、自身の資産状況をしっかりと把握することは投資をうまくこなす秘訣であると私EFFICは考えます。

なのでこれまでポートフォリオに関心のなかった方は、是非、この機会にご自身のポートフォリオを作成してみてください!!

ちなみに、家計簿アプリ「マネーフォワード」を利用すれば、簡単にポートフォリオを作成できます!!(宣伝)
詳細は↓の記事をご参照ください!!

今回も、長文ご一読頂きありがとうございました!!

今後は、定期的にポートフォリオの更新を行っていく予定ですので、
よければまたブログに来てみてください!!

また、内容でわかりにくいところ、気になるところがございましたら、
お気軽にコメントやメッセージ頂ければ幸いです!

それでは!

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